勇者「淫魔の国で風邪をひくとこうなる」
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425: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/02/15(水) 04:39:57.81 ID:qO+FEOZvo

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午後になり、城内にしばしの静寂が戻る。
隣女王も、この城にいる間は年相応の少女へ戻れているのだと勇者は感じた。
今はサキュバスBと娯楽に興じており、姿は見えない。
すっかり緑の濃くなった庭を歩いていると……見慣れた片翼の淫魔がベンチに腰掛け、酒瓶らしきものを仰いでいるのに出くわした。

勇者「また入り込んでるのか、サキュバスC」

サキュバスC「よー。寝室じゃねェんだからいいじゃん? ま、座れや」

勇者「お前の家か?」

呆れながらも隣へ座ると、彼女は少しだけ、ほんの少しだけ尻をずらし、勇者の方へ近寄った。
その手に持つのは、濃い色の酒瓶ではない。
透明な瓶に詰められた――――葡萄酒ではない薄い黄色。
それを見て、勇者はかすかな悪戯心を起こした。



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