勇者「淫魔の国で風邪をひくとこうなる」
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428: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/02/15(水) 04:41:45.11 ID:qO+FEOZvo
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書店主「あら、サキュバスCさん。こんにちは〜」

サキュバスC「うす。……今日はガキいねーの?」

書店主「ええ、今日はお友達と出掛けてるの。何か御用でした?」

サキュバスC「いんや。……とりあえず一杯くれよ。また何か試してたか?」

書店主「分かる〜? さ、座って〜」

サキュバスC「……いや、ちょっと探すモンあるからさ。淹れたら呼んでくれや」

書店主「はいはい、分かりました〜」

店の奥に消えた書店主を尻目に、サキュバスCは書架に向かう。
木造の床を真鍮の右脚が踏み締めるたびに硬い足音と床の軋みが店に反響した。
目指すのは、人間界の出来事を記した、“人間界で作られた”古書の棚。
数千年前のものにも関わらず、どれもまるで製本したばかりのようにくっきりと表紙のエンボス加工まで読み取れて、紙も崩れてくる事がない。
これが人間界に存在すれば、恐ろしく希少な価値を持つだろう。



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