勇者「淫魔の国で風邪をひくとこうなる」
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445: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/02/16(木) 04:50:55.10 ID:lpemIysuo

サキュバスC「ともかく、時間がねぇ。どんな手を使ってもいいから削り切るんだ。さもなきゃ、お前……」

勇者「……っ、待て!」

制するのが、一瞬遅れた。
話を遮る間もなく、焦燥感に駆られたままいたせいで――――気配に気付けなかった。
すなわち……ベンチの後ろにいつからか立っていた、隣女王の。

隣女王「……陛下……あの……」

勇者「……どのあたりから、聞いてた?」

立ち上がるとサキュバスCもきまりの悪そうな顔で立ち上がり、舌打ちする。
あくまで隣女王の方へ顔を向けないのは――――非礼ではあるが、誰も咎める余裕がなかった。

隣女王「陛下、が……その、回数を……減らせ、なければ……お体が……と」

傍らにサキュバスBはいない。
褐色の肌は光を失った土気色へ変わってしまい、その目は虚ろに、かつ涙を浮かべて揺れていた。

勇者「落ち着くんだ、決まった訳じゃない。……すまない、サキュバスC。また後で話せるか」

サキュバスC「ああ、分かった。……ごめん」



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