524: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/02/22(水) 00:04:52.90 ID:4nrabF/bo
ベッド脇の蝋燭が不自然なほど、風に煽られたように揺らいだ。
加えて――――芯まで冷えるような悪寒がぞくりと身体に走る。
止まない射精、熱くうねる彼女の膣壁、吸い取られゆく体力。
左手甲のカウントは、十一回に相当する射精を告げた。
寝台の上に、小さく空気の漏れるような音が断続的に響く。
根源を探せばそれは、隣女王の口もとからだ。
振り乱した前髪の奥には彼女の赤眼があるが、薄暗い中でも見て取れるほど瞳孔が広がっている。
少女王は内に眠るものを解き放ち、その歓喜を漏れ出る笑いへ変えた。
クスクスと笑う、か細く高く……それゆえに底冷えのするような声は、“魔族”そのものだ。
隣女王「……もう、そんなに気持ちよかったのですか? 沢山出せて良かったですね」
削られた体力は、まさしく――――射精十一回分に相当する。
それだけの量を一度に出してしまえば、肉体には想像を絶する過負荷がある。
全身を鉛のような疲労が襲い、精力を奪われた精神の疲弊が内側から責め苛んだ。
常人であれば死に至ってもおかしくはない。
解放の一瞬だけは、腰が砕けそうなほどの快感があっても……それは、生命力と引き換えに得たものだ。
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