サキュバス「生きやすい時代になったなぁ」
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15:名無しNIPPER[sage]
2017/02/02(木) 06:44:34.74 ID:07O1ZJhpo
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リィナ「ねぇ、ちょっと」

ぐったりと寝そべっていたリィナより先に店を出たサキュバスを、まだ少し荒い息のリィナが呼び止めた。

長い布を後ろで縛っただけのブラとも呼べない代物と、踊り子の前掛けに似た服で局部をおざなりに隠した格好だった。

サキュバス「何か?」

リィナ「貴女って、私の同類だったりする?」

サキュバス「それは私が淫乱な女なのかという意味なら、そうだと思いますけど」

リィナ「えっと、そうじゃなくって、その・・・」

リィナ「ちょ、ちょっとこっち来て!」

口ごもったリィナは、サキュバスの手を掴んで人気のない所へと走り、誰か他に聞いている者はいないかと周囲を確認した後、サキュバスの肩を掴んで小声で語った。

リィナ「私ね、お父さんがオークで、お母さんの・・えぇと、つまりは私のおばあちゃんが・・・」

リィナ「サキュバス・・って言う種族だったらしいの」

リィナ「貴女も、もしかして私と同じ人・・かな?って・・」

砂漠の中で砂金を見つけたかのように輝いた瞳に見つめられて、サキュバスはしばらく何も答える事が出来なかった・・・・。


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