5:名無しNIPPER[sage]
2017/01/25(水) 05:19:14.93 ID:aF/a058VO
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体内に男達の迸りを大量に収め、下着姿となってサキュバスが入国したのは、検問を受けてから翌日の昼の事だった。
「よぉ、泊まりに困ったらいつでも来いよ」
相手をした兵士の一人に手を振って返しながら、サキュバスは衣服を積めて重くなった鞄を担ぎ直し、歩き出した。
結局、二人の兵士達の他に検問所に詰めていた兵達全員の相手をしたサキュバスは、肉体を酷使されたにも関わらず、満ち溢れた魔翌力によって入国する前よりも健康的になっていた。
下着姿で歩いているのは服が検査に引っかかったからではない。
信じられないことに、この街では特定の許可のない者の場合、入国して二日は門から入って直ぐの『下層区』に留まらなければならず、更にそれが女の場合は首にはめられた輪と下着以外の着用が認められていないのだそうだ。
男達の視線を集めながら通りをずっと歩いていると、確かにほんの数人、自分と同じ出で立ちの女を見かける事ができた。
サキュバス(本当に、前の街に比べたらろくでもないを通り越してトチ狂った街だけど)
門を抜けてから途絶える事なく感じる男達の下品な視線やヒソヒソ声に、サキュバスは悦びから思わず身震いした。
サキュバス(私にとっては今までになく向いている街だ)
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