桐生つかさ「経営者や管理職はマゾヒズムに走りがちだという風潮」
1- 20
8: ◆agif0ROmyg[saga]
2017/01/25(水) 22:20:22.06 ID:9g/3FPj00
それから数日後。

これまでとはレベルの違う、大きなステージでの仕事を控えて。

アタシは楽屋で、なんとか緊張と恐怖を押さえ込もうとしていた。

今までとは桁違いの観客数。

これまでの仕事が評価されているってわけだし、もちろん嬉しいんだけど。

失敗できないって思っちゃうと、どうしても、な。

でも幸い、今は1人じゃない。

隣には公私共に理想的なパートナーが立っていて、呼吸が落ち着くのを待ってくれている。

弱さを誰かに見せられるってのが、こんなに安心できるなんてな。

プロデューサーの手をそっと握ると震えが伝えながら、言った。

なあ、今日、終わった後。時間いいか。

カバンに、例の使い捨てられる服が入ってるのは、あいつももう知っている。

時間を取って何をするのか、分からねえわけはない。

手を握ってもう一度頼むと、了承してもらえた。

しかし最近じゃあ乱暴にしてもらうパターンがずっと多くて、普通にやったのはもう何週間前のことやら。

会社経営、学校で勉強、そしてアイドル。

眠っていない時間は一秒たりとも無駄にはできない。

起きている間にできることをできるだけやって、消耗した心をレイププレイで癒やす、こんなアタシはおかしいのかな。

……特に今日は、さっき、Pのカバンに隠してあったゴムをこっそり減らしておいた。

いつもと同じく、1回や2回で終わりってことはないだろう。

途中でゴムが無くなって、まだまだお互いイけそうで、そんな状況で果たして我慢できっかな? 

もちろん精一杯誘惑するよ、自分を良く見せる技術は、ほとんどプロデューサーから習ったんだからな。

前に生理きた日から数えて、今日は……そこそこ妊娠できそうな日ではあるしね。フィフティフィフティってところか?

彼の体温を感じて、終わった後の衝動とか、疲れとか、揺り戻しを受け止めてもらえるアテも確保して。

ようやく立ち上がれるようになった。

もう迷いは無い。

今までで一番金のかかってそうなステージ衣装も軽く感じる。

ステージに向かって独りで歩き出す。

プロデューサーに優しく見送ってもらえるのが、後ろめたくも嬉しいね。

お前はアタシのもので、アタシはお前のものだ。

輝かしくって華々しい、桐生つかさの最高のステージ、見せてやっから。

だから、お前の全部をもらうよ。

ずっと、桐生つかさだけを支えていてくれ。

もうアタシの心は一点の曇もなく晴れ渡っていた。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
13Res/23.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice