17:Fall Gr& ◆XfH6502DaXfZ[sage saga]
2017/03/11(土) 20:46:33.22 ID:vn1tedx00
俺は何度も機銃手の頭に当てたんだ。でも死ぬどころか血すら流れはしない。ヘルメットには貫通した穴が何個も確認できるのに
機銃手の射撃でスポッターは死んだが俺はなんとか生き残った。機銃手がこちらを向いている隙に友軍がRPGを撃ったんだ。
燃え上がるハンヴィーを見た時、助かったと思ったがそれはつかの間だった。俺はさっきまでのことを忘れていたんだ。
野戦服を燃やしながらG36を持った女性が涼しい顔でRPGを撃った友軍を掃討するのがスコープ越しに視認できた。
友軍も応射していたがそれを意に介さず燃えながら突っ込んでいく姿はまさに化物のようだった。
そして俺のいる建物をそいつらが掃討し始めた。
恥ずかしながら勝てるわけがないと思った。あんな姿を見たら誰だってそう思うだろう
野戦服は焼けていて半裸同然、煤けていたが火傷も銃創も見当たらない彼女達。
スナイパーって言う者はほとんど必ず殺される。
普通の兵士の場合は弾をばらまく。だから戦友を殺したのはコイツじゃなくて死んだ敵かもしれないと思うことができる。
でもスナイパーは違う。戦友を殺したのはコイツだってはっきりとわかるんだ。
射殺で済んだらいい方、大抵は惨殺される。捕虜になれるのは奇跡と言ってもいい。
でも俺は武器を捨てて両手を上げたんだ。撃たれても燃えても傷一つない兵士などいない。
戦場の理から外れている奴らだからひょっとしたらと言う思いがあった。俺は賭けに出たんだ。そして勝った。
奇跡的に投降出来た俺は彼女達に聞いたんだ「あんたら一体何なんだ」ってね
直後に「艦娘よ」と答えが帰って来た時、さっきまでのこと全てに納得がいった
どうりで撃っても傷一つないわけだ。そう思うと同時に敵に一体どれだけの艦娘がいるのだろうか。勝てるのだろうかと思った
ー元第7独立親衛自動車化狙撃連隊所属狙撃兵の手記
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