456:名無しNIPPER[sage]
2017/03/02(木) 21:48:54.62 ID:dHH1A+GA0
- 翌日 ネルフ本部 ラボ -
リツコ「あら? めずらしい」
アスカ「……ふん」
リツコ「それで、今日は何のご用? カウンセリングにきたのではないみたいだけど」
アスカ「頼るのは癪だけど、意見を聞かせてほしいの」
リツコ「プライドの高いあなたが私を頭をさげるのはよっぽどのことがない限りないはず。他に頼れる人か、専門的な知識がほしいのね」
アスカ「私の分析をするなら帰るわよ」
リツコ「癖みたいなものよ。気にしないで」
アスカ「…………」
リツコ「…………」
アスカ「………ふぅ」
リツコ「コーヒー、飲む? インスタントだけど」
アスカ「(こいつに話しちゃ危険なのかもしれない。だけど、メガネに連絡がつかないから、頼れる人がいない)」
リツコ「いらないみたいね。私は飲むわよ」コポコポ
アスカ「――多重人格ってどういう症状なの?」
リツコ「解離性同一障害ともいうわね。いわゆる精神分裂症とはまた別の症状、で答えになってるかしら」
アスカ「精神病とはまた別ってこと?」
リツコ「アスカは24人のビリーミリガンというダニエルキイスの著書を読んだことがある?」コトッ
アスカ「いいえ」
リツコ「そう。かなり端折っていうと頭の中から別人達の声が聞こえるのが多重人格。精神分裂は外からの声によるものね」ふーっふーっ
アスカ「…………」
リツコ「……あつ。温めすぎたわね」
アスカ「もし、そういう人がいたら特定する方法は?」
リツコ「症状ひとつとっても重い軽いの違いがあるまのよ。重い症状の場合は、側から見てもはっきりとした違いがわかるはず」
アスカ「軽かった場合は?」
リツコ「長い時間をかけて、本当にその症状と合致するのか判断する必要があるわ」
アスカ「…………」
リツコ「シンジくんに疑いでもあるの?」
アスカ「……っ⁉︎ ち、ちがっ! 私はそんなこと一言も!」
リツコ「あなた本人にその心配がなければ、誰のために動くか考えたら自然とそうなるわよ」
アスカ「あっ……」
リツコ「(エリートといえど、根っこの部分はまだまだ子供ね)」
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