755: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/03/12(日) 20:20:32.87 ID:ThtKAN8m0
シンジ「流れを変える方法はありますか?」
ミサト「厳しいわね……。マナちゃんが新しい情報を提示したとしても、人事が交渉のテーブルにつくとは限らない」
シンジ「テーブルにつかせるには?」
ミサト「うぅん。私よりもっと上の立場の人間が必要になる。人事の決定に口を挟めるような。それこそ、碇司令や冬月副司令クラスのね」
シンジ「…………」
ミサト「シンジくんは、マナちゃんを助けたいのね」
アスカ「じゃなかったらこんな話しないでしょ」
ミサト「大人の世界は、時には非情よ。感情だけではない、損得勘定で物事が判断されることもある」
シンジ「わかってます。組織ってそういうものでしょうから」
ミサト「どうするの?」
シンジ「待つだけでは、もったいないですから。父さんに話してみます」
アスカ「し、シンジ⁉︎」ガタッ
ミサト「碇司令が会ってくれるとは限らないわよ?」
シンジ「駄目もとですよ。できることだけやるだけです」
アスカ「……みわかんない」
シンジ「アスカ?」
アスカ「なんでそこまでするの? たしかにかわいそうだけど、あいつがもっと情報を精査してネルフに提示してればこんなことにならなかった」
ミサト「…………」
アスカ「自業自得ってやつよ。あいつからシンジが得られるものなんて何にもないのに」
ミサト「アスカの言うことももっともだわ。シンジくん、あなたが父親に頭を下げるのは生半可ではないでしょう?」
シンジ「いえ、そんな大袈裟な。アスカも」
アスカ「理由を説明して」
シンジ「……マナはきっと助けたいだけなんだよ。友達を」
アスカ「…………」
シンジ「ネルフに亡命みたいな形で逃げこんだのだって友達を助けたい一心だよね」
ミサト「…………」
シンジ「悪い子じゃないと思うんだ。ただ、少し、友達のことになると必死になりすぎてるだけで」
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