162:名無しNIPPER[sage]
2017/03/05(日) 18:15:48.96 ID:6ufZ9MFFO
ものすごい貌に、ぼくは固まった。
その無様な姿を見て、より筒川先輩の表情が乱れる。
べつのせかいをおもわせるほどの、ぐにゃりとしたかおつき。
ほんとうに怖かった。
だけど、それから先は何もしなかった。
ぼくは筒川先輩と一緒に昇降口に立ち、靴を履き替えたのちに自分の教室へ行った。
1年3組。
たまに誰かがさわやか3組と言うけどなんのことだかわからない。
ともかく、息を切らせてぼくは自分の机についた。
今日は水無月さんも座っていない。
委員長の浅野さんが水無月さんを睨み続けているけど、そのせいだろうか。
ぼく自身は、怖くて何もできずに、ただ何事もなかったかのように過ごすだけ。
HRの前に、現国の授業の準備をしておく。
教科書、ノート、筆記用具。
それだけ机の棚の、一番上においておけばいい。
何事も、なかったかのように……誰かに、指摘されるまでは。
あぅう、恥ずかしいよおおお! カッコ悪いぃいい!
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