178: ◆x.53aZIM6g[ saga]
2017/03/05(日) 21:21:11.34 ID:6ufZ9MFFO
「うわっ! わわわああ!」
叫んでいた。
前を抑えて、足を右に左に前に後ろにじったんばったん。
空中でこの上なく無様に騒いでいた。
まるでバカだ。
突然やってきた女の子の前で、こんな。
しかも背が高く髪も長い。
やけに大人っぽい。気がする。
ぼくより背が高いってだけなのに、中学生の女の子を年上に感じてしまった。
オマケに、すでにぼくは、この情けない姿を見られているんだ。
前を、また両手で隠そうか。それも十分に……いや、さっきまでよりカッコ悪い。
バカだぼくは。
そんなことをものすごい速さで考えた。
その直後に聞こえたもう一つの声にも、対処しなければならない。
「校舎裏で何をしてるの?」
そう、星ヶ谷さん……じゃない、朝野さん。星ヶ谷さんは、そっちの中等部の人だ。前に文化祭で見た人だ。どっちも背が高くて髪が長いから間違えた。ごめん。
391Res/190.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20