学園生活SS LRという名の校則
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222: ◆x.53aZIM6g[ saga]
2017/03/07(火) 18:52:09.36 ID:2jsFEocLO
どうしよう。なんとかして、星ヶ谷さんを連れ出さないと。

いきなり走って星ヶ谷さんの腕をつかんで引っ張ったとして、座ってるしすぐに立てない。

逃げる前に後頭部にパンチされるところを想像してしまった。

いや、向かってっただけで殴られるだろう。

避けながら走るの絶対無理だし……うー。

だめだ。いきなりは無理だ。

なにかいい方法を考えなくちゃ。

そうだ。


「あ、あの、なんの絵を描いているんですか?」

「あぁ?」

「い、いや、それが気になってここに来たんですけどね」


変に引きつった愛想笑いで、数歩近寄る。

さっき吐かれた唾を踏んだかもしれないことに気づく。

あっと思ったけど、遅かった。

でも、海藤先輩は何も言わず、ぼくが近づくのを止めようとしない。

い、今のうちに少しでも近づこうかなー。


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