262: ◆x.53aZIM6g[saga]
2017/03/07(火) 22:02:42.34 ID:2jsFEocLO
「ぼ、ぼ、ぼくはっ! ぼくはっ!」
震えが今までで一番大きい。
足まで震える。体を支える腕さえ震えてしまう。
でも、でも。でも!
うわ、うあ、うわあ! うわああ!
跳ね上がるように立ち上がった。
逆に、前に倒れそうになったけど。
今でも倒れそうだけど。震えて。
「ぼ、ぼくはお前に殴られた! いきなり、なにもしてないのに!」
「はあ?」
口を大きく開けて、頭だけをぼくに向けて伸ばす海藤先輩。
高村先輩もきょとん顔。
「あ、あなたは、い、いや、おまえ、は、女の人を裸になんてしてない! ぼくの事だけいきなり殴ったんだ! こ、これは、これは暴力事件だ! ただの暴力事件だ! で、でも捕まれ!」
「んだと?」
そうだ。ぼくが殴られただけにすればいい。星ヶ谷さんは何もされなかったことになる。
高村先輩は星ヶ谷さんの顔を見てないし、星ヶ谷さんが逃げた後に裸のところを見つかったりしなければバレることはない。
海藤先輩が『やった』と言ったところで、ただのたわごとにできるし、それ以前に罪が重くなるから言おうともしないだろう。
海藤先輩……どうする!?
海藤の思考安価↓1&↓2(下のほうが優先的に発動)
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