32: ◆x.53aZIM6g[ saga]
2017/02/28(火) 01:26:01.65 ID:rVVpTU77O
七宮さんに叩かれてると、いつも勇気は走ってきて止めようとする。
曲がったことが大嫌いな勇気は、学校のどんなもめごとやイジメ、暴力沙汰に首を突っ込んでは喧嘩ばっかりしてる。
でも七宮さん、そこまで悪いことしてないと思うんだけどな。痛いけど。
ナナ「それにしても弘さあ、シルバーアクセ似合わないからやめたら? 今日なんてドクロって。昨日は剣だったしその前はえーっと、メリケンサック型だったっけ。やっぱ似合わない!」
弘「え……う、うん。で、でも気に入ってるから」
勇気「いやー、でもガラ悪く見えるから俺もやめたほうがいいと思うぞ」
弘「い、いいんだよ。ほっといて」
ぼくは少しでも弱気な自分をかえたくて、普段の服装は似合わないと言われながらもワイルドなものを着ている。
学校の知り合いに見られたことはないけど、街を歩けば笑われる。もし七宮さんに見られたらなんて言われるんだろう。
はあ……この情けない自分をどうにか変えたい……。
恋「皆さん、おはようございます」
勇気「おお! 平瀬先輩! おはよーっす!」
七宮「おはようございます先輩!」
弘「え? あ、平瀬先輩」
恋「早く行かないと遅刻しちゃいますよ?」
この人を見るとドキドキする。太陽に照らされた笑顔に、優しい声。
ふわっとした髪が、風になびいている。
すると、今度は両腕に痛み、そして体全体が前へと引き寄せられる。
七宮さんと勇気が思いっきり引っ張って走りだしたんだ。
勇気「遅れる! やべえ!」
ナナ「遅刻しちゃうよ早くー!」
弘「え、あの、まだ余裕あるんだけどーーーー!?」
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