329: ◆x.53aZIM6g[ saga]
2017/04/01(土) 18:37:50.25 ID:9ix3igxIO
ワンピースに手をかけた。
お気に入りの……去年の誕生日にプレゼントされた白いワンピース。
季節外れよ、とお母さんが笑って、お父さんがそうかー?と頭をかいて。
するすると、肌の上をすべるようにして裾が上がっていく。
ひざ下からあっさりと感触が消え、膝を通り……う。
手が止まる。
「なんだよおい?」
「せ、先輩」
ここから上に、上げたら。
ああ。あああ。
あの日……あの日の屈辱が。あの日の屈辱が。
震える。目の前が滲んでいく。
なんで、なんでいつもこうなの。
私の人生は……ああ、よみがえったはずの私の人生が。
また、終わる。
スカートの裾が、おなかを叩いた。
パンツを見せた。男の人二人に。
「ピンクか。色気ねえの穿いてんな」
「先輩の……」
前から、ごぶっ、と生唾をのみこむ音が聞こえた。
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