45: ◆x.53aZIM6g[ saga]
2017/02/28(火) 11:46:27.61 ID:IZxNjPr2O
次の理科の授業も、その次の日本史の授業も、まともに聞こえなかった。
誰か、後でノート写させてくれないかな……。
4時間目は体育だ。この学園では、たまに、学年を越えて合同で授業をすることがある。
高学年の人が低学年の人を教えたり、互いのためになるゲームをしたり、半分ずつチームに分かれて球技をしたり。
高村せんぱ……秋斗さんが、先生にサッカーにしてくれと頼み込んでいるが、今日は野球をすることになっていると軽く突っぱねられている。そしてその後ろで勇気が『わがままはやめてくださいよおおお!』とグイグイ引っ張っている。
その時、ボールが飛んできた。
弘「うあわわわ! 危ない!」
何とか避けるけど、尻もちついた。この慌てぶりを笑われてしまう。うう情けない。
これじゃやっぱり、コンドームの事件なんて解決できるはずないよね……。
乙女「大丈夫ー!? 弘くん!」
清夏「怪我はなかった?」
そこに駆けつけてきてくれたのは、4つの大きな丸い……じゃない、二人の先輩。
宮崎乙女先輩と筒川清夏先輩だ。宮崎先輩は明るくて、筒川先輩はキリッとしてるけどどっちも優しい。
「は、はい、ケガは……大丈夫です」
う。さっきの事のせいで、胸に少し目が行ってしまいそう。だめだ、このままじゃまた変態扱いされちゃう!
乙女「よかったねー」
清夏「誰? ボールを投げたのは。気を付けて!」
乙女「さ、立って立って!」
宮崎先輩に手を貸されながら立ち上がる。女の人にこうやって助けられるのもやっぱり……はあ。今日は、いや今日もため息ばっかりだ。
う、うう!? 立ち上がると、ちょうど顔の目の前に二人の胸が!? あわわわわ!!
勇気「大丈夫かー」
またしても立ち尽くすことになった僕。顔が真っ赤で、皆がまた笑ってる。ああ……
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