69: ◆x.53aZIM6g[ saga]
2017/03/01(水) 16:39:46.89 ID:t92fRfpFO
昼休みが終わり、5時間目が終わり、6時間目が終わった。
その間、ぼくは保健室で眠った。
体調不良と言った。恥ずかしい染みは、なんとか制服の前部分で隠した。
疲れたのか、恥ずかしさで気を失ったのか。気が付いた時には6時間目終了のチャイムが鳴らされていたんだ。
授業、サボっちゃったな……。
長くぼーっとしたあと、保健の……西島先生にお礼を言い、部屋を後にする。
カピカピになったズボンとパンツがあそこに当たるのが、あれを夢と思わせない。
ぼくの心に未だに、やすりをかける存在だった。
教室に戻ると、ちょうどHRが始まる頃になっていた。
ぼーっとしていたせいで、掃除の時間もサボってしまったらしい。
いつものぼくなら、サボるなんて男らしくない、なんていうところもあるかもしれないけど……。
勇気やほかに数人が心配してくれたようだけど、あまり声は聞き取れなかった。
唯一まともに届いたのは、『体調が悪いくらいで掃除までいなくなるの?!』という水無月さんの怒った声だけだった。
HRが終わり、ワイワイと帰っていく皆。いや、部活に行く人もいるんだろうけど。
高村「おーい、勇気! 弘! サッカーやるぞーっ!!」
元気のいい高村先輩の声が今はとてもつらく感じる。
どうしよう。サッカー……行きたくないな……
弘の思考安価↓
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