82: ◆x.53aZIM6g[ saga]
2017/03/01(水) 18:06:49.56 ID:t92fRfpFO
「誰にされたんですか?」
「先生の所へ行きましょう」
「負けちゃだめですよ、さあ!」
必死に僕を励ましながら職員室へ連れて行こうとする平瀬先輩。
だめだ、このままじゃ。ぼくは先生たちの晒し者になってしまう。
それに、あまりのこと……筒川先輩にされたことを話したら、弱い男としての自分が白日の下に晒される。
「いいです、やめてくださいっ!!」
「っ!」
ぼくは、こんな時にだけ強く叫んだ。
こんな時に、限って。
「ご、ごめんなさい。緑谷君の気持ちも考えず」
「う、うっ」
先輩が目を潤ませている。
そんな。ぼくは、ただ。
ぼくは、ただ……
気が付くと走っていた。
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