ボーカロイドやボイスロイドとイチャイチャするスレ
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61: ◆5JKMvKhc2Y[saga]
2017/03/07(火) 21:37:19.61 ID:piOm1+rK0
「······あの、お待たせしました」

「ありがとう」

お盆の上に乗っているのはご飯、塩鮭の半身、なすの浅漬け、そして味噌汁。
当然、最初に手を出すのは味噌汁。
出汁のいい香りがする。
けれど、何の出汁かをはっきりわからせない。
少し、不安だ。
一口飲んだ。

「――――ッッ!?」

いや、飲み込むことはなかった。
見事に不安が裏切られた。
味覚が、それを素直に胃に送るのを拒否するくらいには。
出汁の種類が分からなかったのは、混ぜすぎたんじゃない。
特定の香りを目立たせず、全てをほどよく知らせる。
味噌は特に変わったものではないらしいが、出汁が味を数倍引き立てている。
きっと都会にいる熟練のシェフでも、この味を盗むには程遠いだろう。


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