210:名無しNIPPER[saga]
2017/05/04(木) 01:00:58.10 ID:X2lDrYW00
車屋「…兄ちゃん本当に姫様の婿さんなのかい?そっちの子は護衛役かと思ったら…なんでぃ、愛人さんかぃ」
くぅこ「な…あ、あいじん…?」
男「違うぜおっちゃん!愛人なんてそんな生ぬるいもんじゃないって!」
211:名無しNIPPER[saga]
2017/05/04(木) 01:01:36.29 ID:X2lDrYW00
…………………………
次の日の朝。
俺たちは無事隣街に到着した。
212:名無しNIPPER[saga]
2017/05/04(木) 01:02:07.33 ID:X2lDrYW00
車屋「あ、嬢ちゃん」
くぅこ「ふぇ?」
車屋「ぶっちゃけ…その、兄ちゃんと嬢ちゃんの関係って…なんなんだい…?」
213:名無しNIPPER[saga]
2017/05/04(木) 01:02:34.38 ID:X2lDrYW00
車屋(…某にはそうは見えんがな)
くぅこ「あーるーじーどーのー!」
男「んー…あと五分…むにゃー…」
214:名無しNIPPER[saga]
2017/05/04(木) 01:03:35.60 ID:X2lDrYW00
………………………………
しらこ「男殿、よくきてくれたね」
シエン「あっしもお待ちしておりました」
215:名無しNIPPER[saga]
2017/05/04(木) 01:04:19.30 ID:X2lDrYW00
しらこ「もう『様』なんかいらないよ。貴方は特別だ」
男「お、おう」
男(まあわざわざ名指しで呼ばれるほどだから特別ってのは分かるけど…前との扱いの差でちと背中がむずがゆいな…)
216:名無しNIPPER[saga]
2017/05/04(木) 01:05:27.05 ID:X2lDrYW00
しらこ「いやぁ、実はくぅこ殿に詳しい人物から貴方のことをいろいろ聞いてね」
くぅこ「む…」
シエン「…しらこ様、あまり喋りすぎると変な誤解と警戒を招きますぞ」
217:名無しNIPPER[saga]
2017/05/04(木) 01:06:18.40 ID:X2lDrYW00
少し耳の毛を逆立てたくぅこをおさめると丁度使用人の方々だと思われる女の人たちが朝食を乗せたお盆を部屋に運んできた。
しらこ「きたぞ。ボクはこの素晴らしき香りを鼻に入れるとどれだけ寝不足でも目が覚めてしまうんだ」
男(確かに…すっげぇ美味そうな匂いがする)
218:名無しNIPPER[saga]
2017/05/04(木) 01:06:57.19 ID:X2lDrYW00
盆を囲むみなで合掌した後俺はそのどんぶりを手に取った。
そして箸を米に近づけ…
くぅこ「主殿、そのどんぶりを渡して欲しいでごじゃるよ」
219:名無しNIPPER[saga]
2017/05/04(木) 01:07:42.25 ID:X2lDrYW00
くぅこ「いいでごじゃるか?せっしゃがこれを口にしてなんとも無かったら主殿も食べ始めるでごじゃるよ」
男(なるほど毒味というわけだな)
さすがくぅこ用心深い。
220:名無しNIPPER[saga]
2017/05/04(木) 01:08:20.71 ID:X2lDrYW00
男「くぅこ!?」
男(なっ…まさか本当に毒が…)
五秒ほど瞬き一つせず固まったくぅこだったが、その後彼女はいきなり電源が入った機械のようにどんぶりを勢いよくかきこみだした。
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