293:名無しNIPPER[saga]
2017/06/22(木) 06:21:06.77 ID:jCAv+IA40
ヤオ(妙だ。そのまま近づいてどうするつもりだ?まだ試していない純粋な肉弾戦を挑む気か?しかしそれでは武器を捨てる理由にはならない。口の中に針でも仕込んでいるのか)
ヤオ(浅はかなり。……千里眼の術)
殺意も戦意も、完全に捨てきるのは容易だった。
294:名無しNIPPER[saga]
2017/06/22(木) 06:22:08.35 ID:jCAv+IA40
くぅこ「……じゃ」
ついにヤオ殿の目と鼻の先まで近づき、彼の胸元に顔を埋めるようにして抱きついた。
抱きつかれて一瞬身構えたヤオ殿だったが、自らを抱く腕の力の弱さからすぐに構えを解いた。
295:名無しNIPPER[saga]
2017/06/22(木) 06:22:47.08 ID:jCAv+IA40
ヤオ「……今すぐ離れろ。さもなければ刺し殺す」
くぅこ「別に突き放すことくらい造作もないことのはずでごじゃるよ」
ヤオ「……離れろと言っている」
296:名無しNIPPER[saga]
2017/06/22(木) 06:23:31.99 ID:jCAv+IA40
くぅこ「ここを、通して欲しいでごじゃる」
ヤオ「そんな直球な願いを某が情けで聞くとでも?」
くぅこ「思っているでごじゃる」
297:名無しNIPPER[saga]
2017/06/22(木) 06:24:08.97 ID:jCAv+IA40
くぅこ「恩にきるでごじゃるよっ」
ヤオ「それ以上ひっつくな!!」
ヤオ「……興が冷めた。次はない」
298:名無しNIPPER[saga]
2017/06/22(木) 06:24:44.69 ID:jCAv+IA40
ヤオ「待て」
ヤオ「……乗っていけ。連れて行ってやろう」
くぅこ「くくっ。あにじゃもその優しさは変わらぬでごじゃるな」
299:名無しNIPPER[saga]
2017/06/22(木) 06:25:35.79 ID:jCAv+IA40
………………………………
しらこ「ずっとだんまりだね男殿」
シエン「これ以上悪人面をするのは心の臓が痛みいるが……早く観念した方がくぅこ殿の身のためにもなりますぞ」
300:名無しNIPPER[saga]
2017/06/22(木) 06:26:08.01 ID:jCAv+IA40
男「わかっ……」
男「っ!!」
そのとき確かに感じ取った。
301:名無しNIPPER[saga]
2017/06/22(木) 06:26:47.68 ID:jCAv+IA40
しらこ「どうしたんだい?」
男「いやまだだ。折れないぞ俺は」
男(分かるぞくぅこ)
302:名無しNIPPER[saga]
2017/06/22(木) 06:27:27.76 ID:jCAv+IA40
男(どうするか)
さっきみたいにしらこに掴みかかるか?
それともシエンさんに直接飛びかかるか?
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