8: ◆agif0ROmyg[saga]
2017/04/30(日) 22:13:10.82 ID:VuQcK7P50
そして、数時間後。
さすがに体力が尽きた私たちは、揃ってベッドに倒れ伏していた。
プロデューサーさんは私の倍くらいの年だし、私は私で体力無い方だし。
欲望に任せてエッチしたらこうなるの、分かりきってるのに、またやっちゃった。
こうならないように、やる前はセーブしよう、ちゃんと主導権を握っていよう、と思ってるのに。
いざ始めると夢中になって、二人とも倒れちゃうんだよね。
なんだかおかしいし、恥ずかしい気もするけど。
でも、お互い限界まで付き合えてるんだし、これはこれで相性良い、よね。
ぐったりしてるプロデューサーさんに這い寄って、腕枕してもらう。
空いた手でお腹や首筋を優しく撫でられると、思わず溜息が漏れる。
ねえ。
女の人がエッチして、感じてくると「死んじゃう」っていうの、漫画とかでも時々あるよね。
急に変なこと言い出したせいか、怪訝な顔をされる。
でも、まだイったのが引ききってなくて心がふわふわしてて、つい続けちゃうんだ。
「殺して」とか「イき死ぬ」とか、大げさすぎるって思うかもしれないけど、あれなんとなく分かるよ。
自慢じゃないけど、私は小さいころ、病院通いだったからね。
ちょっとそういうの、敏感なんだよね。
何のことかって?
……こうしてエッチしてると、時々、気持ちよすぎて本当にどうにかなっちゃいそうだってこと。
さすがにちょっと驚いてるみたい、だけど……いいや、言っちゃえ。
私は今、立派にアイドルやれてるし。ちゃんと問題ない、健康な体だと思ってるけど。
でも、今日みたいに最高に良いセックスしたとき、ああもうこれで終わっても良いかな、って気分になったりするんだよね。
別に後ろ向きなんじゃなくて……幸せ過ぎて、もしこの瞬間が最後だったとしても悔いは無い、ってとこかな。
ふふ、びっくりした?
ちょっと重いよね、我ながら。
でも、そんな私を選んだのはプロデューサーさんなんだから。
責任とって最後まで一緒にいてよね。
余所見なんて許さないんだから。
身体をもっと近づける。
お互いの温度が通い合う距離。
わき腹、あばら骨を指先でなぞられて、くすぐったい。
仕返しに……脇はだめだ、ガードされちゃってる。
なら、ここだ。
上半身を乗り上げて、鎖骨に思い切りキスする。
皮一枚隔てて骨がある、人体で一番脆い場所のひとつ。
跡が残るくらい強く吸って、骨に歯を立ててみる。
骨を齧られて、身体の中心まで嬲られたような気分にしてあげる。
固まってるけど、抵抗しないのはもっとやって欲しいってことでしょ。
傷つかないように、でも歯型は残るように。
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