【たまに安価】「二人旅を楽しむよ」 「……ん」
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21:名無しNIPPER[saga]
2017/05/02(火) 21:14:29.42 ID:Ow7DHYtIo

「おいガキ、その金置いてけや」

「…………」

「てめぇ、ガン無視決め込んでじゃねえぞ」


またこんな輩か
サーシャは受付のお姉さんから代金を受け取り、シカトして横を通り抜けようとする

そこに絡んだきた男がサーシャの肩を手で掴んだ


「俺が売った素材は300ゴールドにしかならなかったんだぞ? おかしいだろこりゃ」

「てめぇ、贔屓してんじゃねえぞ?」

「そんなことしてない」

「あぁ、思い出しましたよ。 あなた達が持ってきたあれ、もはや素材とは言えないものでしたね」

「どうせ数人でボコボコにタコ殴りにして無理やり剥ぎ取ったものでしょう? 傷や穴ぼこだらけでとても素材になんかならないものを買い取っただけありがたいと思ってほしいですね」

「うるせぇ! 適当なこと言って煙に巻きたいだけだろう!!」

「おいガキ、今すぐその金を置いていけば見逃してやる」

「……ん?」

「だいたいガキがレベルEのモンスター素材を持ってくるなんざおかしいだろうが! どうせ不当に入手したものに決まってる」

「だから?」

「サーシャさんはそれだけの実力を兼ね備えていますが? あなたたちでは触れることすらできないほど格の差がある方ですよ」


受付のお姉さんがそう言うと、先の入団テストを見ていた冒険者たちからクスクスと笑いが漏れる
それをこの絡んできたクズたちは、そんな訳がないと嘲笑しているのだと勘違いしたらしく、えらく強気になる


「いいか、猫族ってのはカスで有名なんだ。 俺達犬族に奴隷として売り捌かれないだけマシだと思えや」

「糞ガキ、慰謝料をここに置いていきゃ奴隷として突き出すのは勘弁してやるよ、さっきの金を渡しな」

「…………」

「ギルドってのはいざこざに介入はしねえんだろう? ならお前を助けに来てくれるやつなんかいないぜ?」

「なっ……?」


あまりの物言いに受付は絶句する
それは多少の小競り合いなら見逃すということで犯罪行為を見逃すものではない
こいつらがやってるのはれっきとした恫喝、それどころか人身売買だ
これは捕まれば死刑は免れないんだが……ただのアホだな



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