【たまに安価】「二人旅を楽しむよ」 「……ん」
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22:名無しNIPPER[saga]
2017/05/02(火) 21:14:57.22 ID:Ow7DHYtIo

「アルス」

「どうした?」

「殺していい?」

「やめとけ、お前の刀で斬る価値もない」

「半殺し」

「好きにしろよ。 ここにいる人はみんなお前の味方だ」

「ん」

「お? なんだやっと渡す気になったか糞ガキ」


サーシャが1歩近づき、男の顔は明るくなる
だが見上げたサーシャの顔はこれでもかと怒りの色があらわれていた
無表情なサーシャがここまで怒りを表すとは思わなかった


「うるさいわん公」

「……あ? 猫族の分際で犬族に逆らうのか?」

「ワンワン喚くな駄犬」

「……てめぇ、ぶち殺されたいようだな」

「馬鹿な雑魚犬には無理」

「雑魚はてめぇだぜ子猫ちゃんよぉ」

「三回まわってワンと吠えるか、今すぐに失せれば許してやる糞犬」

「てめぇ! 犯しまくってから売り飛ばしてやる!」

「口が臭い、それ以上喋るな」

「死ねやぁ!!」


ついに武器に手をかけた
これで正当防衛だ


「無理だよ、もう腕ないもん」

「ひっ? あ? ああああああああっっ!!!」

「探してる腕はこれ?」

「ぎゃあああああ!! いてぇ!! ああああっっ!!」

「それ以上喋るなって言ったじゃん」


サーシャが使ったのは上級風魔法で使えるウィンドカッターだ

そして血だまりを作りながら悶えているわん公の顔面に渾身の蹴りが炸裂する
バウンドしながら吹き飛んで壁に激突して気絶した。 死んではいないと思う

周りの取り巻きのこいつの仲間は動けずに唖然としていた
その間にサーシャは皆無力化していく

冒険者のざわめきはなりを潜め、犬っころの叫び声だけが響いていた


「ねぇ」

「は、はい!?」

「もう行っていい?」

「はい! ご利用ありがとうございます! お気を付けて!」


サーシャは落ち着いたいつもの無表情でドアを開けて出ていく
俺は受付のお姉さんに修繕費として1万ゴールドを渡してそのあとを追った



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