ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-21
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444: ◆G2e7.dr63M[saga sage]
2018/12/03(月) 10:09:42.84 ID:IQbBSLxK0
霧切「お久しぶりね、狛枝くん」

狛枝「……! キミ、は」

霧切「私の事は覚えているかしら?」

狛枝「霧切さん……だよね。元超高校級の探偵、そして、現在は未来機関に所属する……」

霧切「そう。覚えているなら結構よ」

狛枝「……まさか、またこんな風に対面して話す事になるとは思わなかったよ」

霧切「それはお互い様ね。もう極力、私の方から直接干渉する気は無かったから」

霧切「……朝日奈さんや、葉隠くんにそこら辺は任せていたし」

狛枝「それなのにキミがわざわざこうして直接出向いて来たっていう事は」

狛枝(……余程の事情って事か)

狛枝「……あれっ、ウサミは?」

霧切「あの手紙は貴方だけをここへ転送するように仕掛けたプログラムよ」

霧切「ここには私たち二人だけしかいない。出来て他の未来機関の……貴方が知っている未来機関に所属する人間しかこの空間へ立ち入る事は出来ないわ」

霧切「無駄話もこの辺りにして、そろそろ本題に入りましょう」

狛枝(目の前にいる霧切さんは一息だけ吐いて改めてボクの方を射る様な視線で見つめ直した)

霧切「あの二人の赤ん坊の事についてよ。もう、解っているとは思うけれど」

狛枝「……」

霧切「まず初めに結論から言わせて貰うわ。私たち未来機関は、あの赤ん坊たちの身柄をこのまま預からせて貰う」

狛枝「っ、そ、れは……!」

霧切「女の子の方は、そもそも七海さんに起こる可能性のあるバグを回避する為の緊急処置として七海さんの要望に出来るだけ沿う形を取ってアルターエゴの独自判断によって作られた存在よ」

霧切「この辺りの詳しい話は初耳だと思うけれど」

狛枝「……確かにそれは初めて聞いたよ」

霧切「だから、アルターエゴはあの女の子のデータには相当の制限をかけて慎重に生み出したと言っていたわ。あくまでも、七海さんを処置する為の存在だから」

霧切「……この意味、貴方にはわかるかしら」

狛枝「……」

霧切「例えば、あの子は貴方や七海さんを親だと認識する事は絶対に無いし、そもそも親の概念もわからない。親と呼ぶ事に関してプロテクトを掛けている」

霧切「これは一部ではあるけれどアルターエゴから聞いた制限の事だけれど……」

霧切「つまり、あの女の子は貴方たちを親として見る事が無いように……そうする必要までは無いという判断に則っての事よ」

霧切「ここまで言えばわかるわね?」

狛枝「それは、つまり、……」


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