136: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/06/06(火) 14:08:47.62 ID:rX8qXiOt0
【ネルフ本部 執務室】
ユイ「あら、先生。どうなされました?」
冬月「キミの失態を叱りにきた」
ユイ「ふふ、こわいですね」
冬月「……今回は明らかにキミが判断を誤った。我々は回避できた敵を作ってしまったのだからな」
ユイ「どなたの話でしょう?」
冬月「内部の人間の話だよ。これは。葛城一尉だ。彼女の疑惑はもう拭い去れんだろう」
ユイ「……つまり、我々の企みに気がついたと?」
冬月「ああ。まだたどり着けてはいないようだが、いや、たどり着いてるのやもしれん。確信を得た人間の行動ははやいぞ。証拠集めをはじめるだろう」
ユイ「そうですか」
冬月「責任を感じないのかね⁉︎」バンッ
ユイ「少なからず。ただ、フェーズは次に発展しています。葛城一尉が気がついたのならば、彼女をどう対処するのかという問題です」
冬月「それはそうだが……」
ユイ「謝罪でよければいくらでも。しかし、今は反省よりも決断力がものを言います。行動力のある相手なら尚更です。失態は挽回せねばなりません」
冬月「う、ううむ。加持監査官のアクセス権限を引き上げようと思うのだが」
ユイ「……必要ありません」
冬月「なぜだ? 葛城一尉は奴を手始めと考えているぞ。奴をきっかけに我々を引きずりだすつもりだ」
ユイ「協力者がいるはずです。葛城一尉には権限がありません」
冬月「……こちらから炙り出すのか?」
ユイ「まだまだ我々が有利です。その点にかわりはありません。見えない盤面の前にようやく座ったのです。私達は相手のだす駒をわざと確認することにしましょう」
冬月「……」
ユイ「ふふ、葛城一尉が使える駒が何人いるのか。そう多くはないはずですから……」
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