150: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/06/09(金) 16:09:21.84 ID:1OQ209v00
【ネルフ本部 第六層】
冬月「……」コツコツ
シンジ「……」スタスタ
冬月「ここは、ダミーシステムの研究所だ」カチ
ゴポゴポ
シンジ「……」
冬月「エヴァは既に十三号機までの製造が進められている。ここにあるのはその基となるパイロットの研究施設、つまり無人機だよ」
シンジ「……え? エヴァってパイロットがいらなくなるんですか?」
冬月「既にある四号機までを除いた、五号機から続く型番タイプはその予定だ」
シンジ「……」
冬月「補完計画の発動に依り代は不可欠だ。アダムとリリスの融合、その力を通すには媒体が必要になる」
シンジ「……えっと、力を通すのが量産機?」
冬月「パイプのようなものと考えたまえ。中心に位置するのは初号機だ。全てのエネルギーは初号機に集められる」
シンジ「初号機に……」
冬月「パイロットはサードチルドレン、君だ。つまり、君の願いを叶える、その為にふさわしい舞台が用意される」
シンジ「……」
冬月「君が最初の一人になれるのだ。先ほど、君はエヴァの存在理由を聞いたな。使徒が全て滅びれば、いや、使徒が滅ばずとも補完計画の為に存在する、同時に君の為にもな」
シンジ「どうして、僕なんですか」
冬月「運命だからだ。君の意思なぞ関係ない。もはや、そういうものが及ばぬ力が働いている」
シンジ「……」
冬月「納得できんか。……そうだろうな。だが、抗えるものではない。碇の死も、そしてユイくんの選択も、我々誰しもが君の為に存在している。受け入れようと受けいれまいと、その根底があるだけなのだよ」
シンジ「……僕がなにもしなければ、避けられますか」
冬月「言っただろう。抗えるものではないと。もはや、変えられる時期はとうの昔に過ぎ去っている。我々は進む歩を止められん」
シンジ「どうしようもないって、そんなの、じゃあ、僕はどうすれば……」
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