【モバマス】響子「理想のデート」
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21: ◆JfOiQcbfj2[saga]
2017/05/07(日) 01:20:41.30 ID:upUN87ha0
「は、む、んむっ」

「や、ぁっ、そん、な、しないでくださ、ぃっ……!」

 響子はそう言って両手で沙紀の頭をどかそうとそこに手を置いたものの、全く力は籠っていない。

 沙紀はそんなこと素知らぬ風にもう一方の胸に手を伸ばすと、さっきとは違い揉みしだくように弄りだした。

「ひ、あぁっ!」

 口で舐られる刺激とは違う刺激に襲われ、響子はたまらず声をあげる。胸全体を揉んだり、そこの突起を指で挟むようにこねられる度にビリビリと電気が身体に走り、響子はベッドの上でただ悶えることしかできない。

 それが何分続いたのか、お互いわからなかった。とにもかくにも長い間、響子は責められ、沙紀の口と手から散々弄ばれた胸が完全に解放されるころには、完全に欲情しきっていた。

 沙紀も同じく響子の甘い声が耳を通り全身に浸透するに従い、身も心も完全に出来上がっていた。いつもの余裕そうな表情は完全に消え失せ、息は苦しそうなほど荒い。

「あ、んっ」

 ちゅっ、と沙紀は響子の臍にキスをする。たったそれだけで響子は媚のある声をあげてしまう。咄嗟に口を覆うが特に意味をなさない。

「響子ちゃん、いいっすよね……」

「あ、そこ、はっ……」

 白いスカートをたくしあげる。沙紀の視界にはブラジャーとセットだったのか、薄い桃色の下着が現れていた。
 ブラジャーと違った所といえば、それはしっとりと濡れ、響子の女性的な部分をより淫らに強調している点だった。

 花の香りに誘われる虫のように、沙紀の手はそこに伸びていき

「あ、んっ!」

 クチュッ、と淫らな音と声が響いた。

 いつの間にこんなに濡れそぼっていたのだろう。下着の意味をなくしたそこをゆっくりとなぞりながら沙紀はそんなことを考えていた。

「ふぁっ、や、ぁん……!」

 響子は甘い声をあげながら、秘部を弄る沙紀の手を掴んで抵抗をしていた。が、やはりその手に力は入っていない。それとも入れることができないのか沙紀にはわからなかったが、その弱々しい抵抗は益々気を昂らせるだけの結果になる。

「凄い、濡れてる……」

 ぼそっと呟いた言葉だったが密室に二人、さらに密着するほどお互いの距離が近いものだからその言葉は響子の身を一瞬で羞恥に染めるには十分過ぎた。

「み、見ないで、言わないでくださぃ……」

 沙紀の腕を弱く掴んでいた両手は今は響子の顔に覆いかぶさっていた。ただそうして感じている顔を隠していても耳まで真っ赤なものを見ると大凡その表情は察しがついた。

 だが、察しがついたからといってそれを見たいという欲求が満たされることはない。

「響子ちゃん、顔、見せて……」

「恥ずかしいです、よぉ……」

 普段の明るく元気な姿をずっと見ていた身として今の響子はあまりに脆く弱く見えた。そのギャップに益々焚き付けらる沙紀はもっと見たいもっと乱れさせたいとひたすらに情欲を膨らましていく。

「あっ……」

 沙紀は仰向けになっている響子の腰に手を回すとゆっくり抱き上げる。彼女の身体は普段レッスンで鍛えているはずだがいざ抱き寄せてみると思っていたよりもずっと軽く腰回りなどは簡単に壊れてしまいそうだった。

「…………」

 沙紀は何も言わず空いている手で、響子の顔を覆っている手をゆっくりどかしていく。

「い、いや、ぁ……」

「見せて、全部」

 響子は抵抗できなかった。沙紀の声が響くたびに身体は甘く痺れ、まともに動かすことも叶わない。



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