【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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106:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/22(月) 18:57:31.77 ID:+j5AeXst0
「……何を暴れているんだ。ジュリアはこの手術の『専門医』なんだ。施術自体は短時間で終わる。動かないでくれ」
「聞いてないわ! あれは……あれは!」

引きつった声で叫ぶソフィーに、悲しそうな顔でジュリアが子供の腕を持ったまま近づく。
顔面蒼白となったソフィーだったが、圭介がポケットから出した注射器を、彼女の首に挿して中身を流し込む。
一瞬で体が麻痺したのか、ソフィーはガチガチと歯を鳴らして、目を飛び出さんばかりに見開いたまま、かすれた声を発した。

「嫌……嫌よ……そんなのやめて……ひどい、ひどすぎるわ……誰か助けて……」
「痛くはしないわ。すぐに終わる」

淡々とした声でジュリアが言う。
次の瞬間、彼女の髪がざわざわと動き出し、体全体を包み込む大きな白いコートを形成した。
そのパーカーフードの奥。
ドクロのマスクを見て、ソフィーは金切り声の絶叫を上げた。
それはまさにスカイフィッシュ。
悪夢の権化の姿だった。


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