【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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11:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/20(土) 15:25:14.05 ID:wWVynNsm0
そして吐き捨てるように言う。

「あいつのことは忘れるんだ」
「……?」
「これから、君は、私と普通の女の子として生きていこう」

きょとんとして顔を見上げた汀に、彼はぎこちなく微笑んで続けた。

「これから、ずっと一緒だ。もうダイブする必要も、傷つく必要もない。私が君のこれからの仕事も世話をしよう。そうだな……マインドスイーパーを育てるアドバイザーなんてどうかな?」

立ち上がって冷蔵庫からコーヒー缶を取り出し、大河内はやけに明るく言った。

「君の特A級免許は取り消されることはない。赤十字にこれから入ることになるが……言ってしまえば、何もしなくても君には保証が下りる。それだけで、無駄遣いをしなければ生活をしていくことだって十分可能だ」
「せんせ……?」


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