【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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12:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/20(土) 15:25:42.06 ID:wWVynNsm0
「心の整理がつかなければ、しばらくの間、旅行をしてもいいかもしれないな。うん、そうだ。そうしよう。医師連盟に君のための補助チームを作らせよう。汀ちゃんは東京から出るのは始めてかい? 沖縄はお勧めだぞ」
「……せんせ……?」

怪訝そうにもう一度問いかけられ、大河内は言葉を止めて汀のことを見下ろした。

「ん?」
「……圭介は?」

同じことを問いかけられ、大河内はつらそうに表情を歪めて、しばらく考え込んだ。
そして決心がついたかのように何度か頷いてから、椅子に腰を掛ける。

「……よく聞いてくれ。高畑は、君の身柄を私に引き渡した。聡い君なら、その意味が分かるな?」
「……?」

意味が分からなかったのか首を傾げた汀に、大河内は静かに言った。

「あいつは、君の力を使い多数のマインドスイープで治療を行なってきた。そしていざ、君の運用が困難になった時、君を捨てた」
「…………え?」
「別のマインドスイーパーを育てるそうだ。君は、高畑に医者として再起不能と判断された」


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