【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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119:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/23(火) 16:33:18.68 ID:roP5EhAm0
「全部、坂月の悪夢がモチーフになっているからなんだ」
「それじゃ……」
「君の中にも、坂月の悪夢が感染させられている。君も病人だ」

絶句したジュリアに冷たい目を向け、圭介は手を降ろした。

「……もう少し足掻けると思ったんだがな。存外に早かった。アルバート・ゴダックか? 君に俺の殺害を命令したのは」
「違うわ」
「へえ……?」
「あなたを殺すのは私の意思。あなたのことを、いっときでも好きだった……この私の意思。これは、私が決めた、私の殺意」
「違うな」

圭介はわずかに震えるジュリアの手を見てから、彼女の目に視線を動かした。

「それは植え付けられた殺意だ。誰かにインプラントされた強迫観念だよ」


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