【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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126:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/23(火) 16:37:17.66 ID:roP5EhAm0
「元老院……を……?」
「そのために汀を育てた。テロリストと戦わせた。あいつに治療の術を叩き込んだ。そうだ……アンリエッタ。これは最初から、そう、最初から……元老院と、俺の戦争だったんだ」
「まさか……」
「俺だよ。テロリストを動かして、マインドスイープを妨害していたのは。俺と、坂月だ」
「…………」

絶句してジュリアは後ずさりした。

「無論テロリスト達はそれを知らない。テロに対抗するために組織された、君達『機関』も知らない筈だ。だけどな、事実なんだよ」

圭介は面白くてたまらないという調子で体を曲げて小さく笑い始めた。

「大変だったよ。反乱分子に情報を与えて。わざわざ調整された実験体を助けて……機関とテロの対抗図式を構築するまでに十年はかかった」
「……嘘……」
「嘘じゃない。まぁ、今となっては証明する術はないけどな。証明をするつもりもない」


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