【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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150:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/23(火) 16:51:43.48 ID:roP5EhAm0


大河内は眠ったまま目覚めていない汀(なぎさ)の頭にヘッドセットを装着し、何ともいえない苦しい表情で彼女を見下ろした。
ダイブ室に移動して、汀(なぎさ)を長距離ダイブ装置に接続。
大河内はナビでのサポートに回ることになっていた。
本当は大河内も一緒にダイブをしたかった。
そう主張はしたのだが、沖縄から、アメリカの患者にダイブするというその意識の伝達に、大人の大河内は耐えられないと止められてしまったのだ。
破れんばかりに唇を噛んで、彼は眠っている汀(なぎさ)の手を握った。
周囲では沖縄赤十字の医師達が慌ただしくダイブの準備をしている。

「……高畑は死んでしまったよ」

大河内は、汀(なぎさ)にだけ聞こえる小さな声で呟いた。


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