【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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169:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/24(水) 16:05:48.09 ID:Eb2omwdb0
「その猫ちゃんがね、探してきてくれたんだ。これは精神中核と言い、人間の『魂』のようなものさ」
「…………」
「受け取って」

促され、汀(なぎさ)は手を伸ばしてビー玉を受け取った。

「不思議な時代だね。人間の魂も、データのように扱うことができる。人の魂の価値さえ、もうたいしたものはないんだな」

寂しそうに呟き、坂月はキィ……ときしんだ音を立てて車椅子を動かした。
そして汀(なぎさ)から視線を離し、海を見つめる。

「少し難しい話をしてあげよう」

彼はそう言って、囁くように、掠れた声で話し始めた。


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