【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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197:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/24(水) 16:22:51.54 ID:Eb2omwdb0
『理緒ちゃんが危ないのか? 私の方からは二人のことは関知できないんだ。ソフィー、なんとかならないのか?』

大河内に問いかけられ、ソフィーは歯噛みして答えた。

「あの子がいる場所は関東赤十字ではないようなの。私からも関知できないわ!」
「私は……やれるよ……」

震えながら理緒が汀に掴まって立ち上がる。
そして、自分達が排出された壁の穴を見る。
そこにヒビが入っていくのを捉えて、汀はソフィーに向かって怒鳴った。

「走るよ!」

短く言って、理緒を抱えるようにして走り出す。
ソフィーも慌ててそれに続く。
次の瞬間、髑髏の歯が今まで少女達がいた場所を、通路ごと噛み砕くのが見えた。
狭い通路に髑髏はすべて収まりきらず、薄汚れた歯だけが覗いている。


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