【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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196:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/24(水) 16:22:16.45 ID:Eb2omwdb0
「そうだよ、私だよ。せんせのことが大好きな、私……戻ってこれた。少し体に違和感はあるけど……」
『どういうことだ……いや、良かった。本当に……』

大河内の声が少し途切れ、彼は無理矢理に意識を引き戻した調子で続けた。

『再会を喜びたいところなんだが、危機的状況だ。分かるね?』
「うん。でも理緒ちゃんとソフィーが来てくれてる」
『なんだって?』

素っ頓狂な声を上げた大河内の耳に、ソフィーがヘッドセットを操作して答えた。

「私よ、ドクター大河内。フランソワーズです。関東赤十字病院からの要請で、急遽ダイブに参加させられてるわ」
『高畑が細工をしたのか……? 君達が、どうしてこの患者の夢座標を……』

絶句して言葉を失った大河内に、汀が立ち上がって理緒を助け起こしながら、悲鳴のような声をあげた。

「せんせ、理緒ちゃんを戻してあげられないの? このままじゃ死んじゃう!」


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