【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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20:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/20(土) 15:30:16.98 ID:wWVynNsm0


燃え盛る家の中、汀はグッタリと血まみれの包帯まみれの姿で座り込んでいた。
足を投げ出し、もはや動くことも出来ないといった状態でか細く息をしている。
その周りを、白い子猫が困ったように歩き回っていた。
耳につけたヘッドセットから、大河内の声がする。

『汀ちゃん、周りはどうだい? GMDが投与されているから、スカイフィッシュは現れないはずだ』
「…………」
『汀ちゃん?』

返事もできない汀の様子に、大河内がわずかに焦った声を発する。

『無理して返事をしなくていい。もう少しで到着する。それまで……』
「もう到着してるよ。なるほど……」

柔らかい声が頭の上から投げかけられた。
汀は充血した目をやっとの思いで開き、上に向けた。
白衣を着た背の高い男性がそこに立っていた。


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