【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
1- 20
200:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/24(水) 16:24:54.58 ID:Eb2omwdb0
抑揚のない声でそう言った岬の目を見て、汀は息を呑んだ。

「あなた、もうスカイフィッシュに……」
「やめろ岬ちゃん! なぎさちゃんは……」

一貴が静止しようとし、その場に盛大に吐血した。
うずくまって震え出した一貴を一瞥もせずに、岬は連装機銃の引き金を引いた。
連続した破裂するような銃声と、硝煙の煙と薬莢が雨あられのようにその場に飛び散る。
とっさにソフィーが左腕を振ると彼女達の間にコンクリートの壁が出現した。
銃弾が分厚いそこに次々にめり込んでいく。
振り返ると、後方からはアンリエッタの髑髏……その口が迫ってきていた。

「手伝って! 私一人じゃ壁を維持できない!」

ソフィーが叫ぶ。
銃弾ですでにひび割れてグラグラになっている壁は、崩れかけていた。
汀は舌打ちをして、隣の理緒の手を引っ張った。
そこで理緒は咳をした。
口元を覆った手の平を見て、そこに真っ赤な血が広がっているのを見て、彼女は一瞬呆然とした。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
281Res/203.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice