【オリジナル】「治療完了、目をさますよ」2【長編小説】
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5:天音 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2017/05/20(土) 15:21:57.77 ID:wWVynNsm0
彼女は掴み合っている大河内と圭介を見ると、慌ててカルテをテーブルに投げ出し、駆け寄ってきた。

「何をしているのですか! あなた達は冷静に話し合いができないのですか!」

悲鳴のような声を上げて、彼女は無理矢理に二人を引き離した。
肩で荒く息をしている大河内とは違い、圭介はズルズルと壁にもたれかかったまま座り込んだ。
そして疲れたように息を吐いて、頭を抑える。

「ドクアー高畑!」

真っ青な顔をしている圭介を覗きこんで、ジュリアが青ざめる。

「頭が……」
「興奮したせいだわ。今GMDを投与するから……」

ジュリアがポケットから注射器を出して針にかかっていたキャップを抜き取る。
大河内はそれを淡々とした瞳で見下ろし

「ふん、失敗作め……」

と吐き捨てた。


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