47:名無しNIPPER[saga]
2017/06/02(金) 23:11:15.38 ID:AEbIxkV60
希「そんでにこっちが散々な目に遭っててウチに厄払いの"おまじない"は
無いかて相談したんよ」
花陽「…あ、そういえば言ってたね」
◇三週間ほど前の和気藹々とした部室の光景を思い起こします
頭からアイスティーを被ったにこちゃんとそれを拭いてあげる3人
真夏日だったから冷房が効きすぎた部屋で肩を震わせるずぶ濡れの2人
そんな二人に着替えを持って行ってあげた海未ちゃん
希「それで、な……ウチと【BiBi】で夜中に学校の屋上に来たんよ」
ことり「よ、夜中の学校…」ビクッ
花陽「そ、それも真夏のですか…」ブルッ
◇【夏】【夜】【誰も居ない校舎】…これら3つのワードは揃えば自然と
怖いモノを連想させます
ただでさえ真夏日は"お盆帰り"という行事があって
現世には無いモノを意識してしまう時期なのに…夜中の学校なんて…
◇それに音ノ木坂学院は古くから伝統と歴史のある学校で確か…
明治時代くらいからあったとかで…世界大戦なんかも経験してて
◇…
◇よく学校の七不思議とかでもありますよね…それで亡くなった子供が
その…"出て来る"って
穂乃果「へぇ…肝試しとか?」キョトン
凛「あーっ!希ちゃん達ずるいー!凛達も誘って欲しかったにゃー!」
ワーワー! ニャー!
ことり「私、偶に凛ちゃんと穂乃果ちゃんが羨ましくなるの…」クスッ
花陽「それは、まぁ…うん」クスッ
◇物事を悪い方へ悪い方へと考えてしまいがちな私達とは違って
凛ちゃん達は基本的にライトな方へと考えます
それは決して悪い事ではありません…
◇むしろ今ある人生を一番謳歌できる素晴らしい人間で
絵に描いたような"人間賛歌"なのだと何かの本で
読んだのをことりちゃんと思い出します
穂乃果「ならさ!ならさ!今度此処に居る皆でやろうよ!ゴールには
お菓子とか景品用意するのどう!?」
凛「良いねっ!良いねっ!
希ちゃんもかよちんもことりちゃんも良いでしょ!」
◇煌びやかな満点の星空、あるいは一点の濁り無い蒼天を思わせる笑顔
それを見つめて私達の震えは止まっていました
◇秋風よりも冷える薄ら寒さも忘れる温かさに笑みをこぼしていました
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