133: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/07/04(火) 12:12:28.23 ID:0bP/l5ZF0
【ネルフ本部 発令所】
シゲル「戦自より入電。ヒトロクサンマルに滑走路の使用許可を求めています」
ミサト「そんなスケジュールあったっけ。物資の搬入かしら?」
シゲル「いえ、違うようです。なにやらVIPを乗せているみたいスね」
ミサト「ぶいあいぴー? お偉いさん?」
マコト「誰でしょうか……政府関係者かな」
ミサト「こっちも暇じゃないってのに。識別信号はわかる?」
マヤ「シグナルは……エアフォースワン? 大統領専用機です」
ミサト「大統領ぉ⁉︎ アメリカの⁉︎」
マヤ「は、はい。間違いありません」
ミサト「大国のトップがお客様じゃなぁい。日本政府ではなくネルフに何の用かしら……」
マコト「さぁ……」
ミサト「なんだかきな臭い感じがするわね……とにかく、許可は出しておいて。あと日本政府にも確認を」
オペレーター「了解、内閣総理大臣へのホットライン開きます」
冬月「碇はまだ来ていないのか?」
マヤ「はい、まだお見えになっては」
冬月「やれやれ、良い上司とはいえんな」
マヤ「そんな。ネルフは碇司令がいてこそです」
冬月「下手な世辞はよせ。不満がないわけでもなかろう」
シゲル「そりゃ、まぁ……なにもないわけじゃないっスけど一般企業に比べたら天国みたいなもんですよ。なぁ?」
マコト「お前は給料面だけじゃないか」
シゲル「なにが悪いってんだぁ? 福利厚生も手厚いし、充分な対価が支払われていれば俺はどうだっていいね。贅沢だってできるし」
マコト「まったく」
マヤ「あ、そうだ。副司令、赤木博士からこちらの封筒を渡すように頼まれました」スッ
冬月「なに? 中身は、なにかしらの申請に不備があったか?」
マヤ「見ないように仰られていたので」スッ
冬月「……」カサ
マヤ「渡せばわかると伺っております」
ミサト「……?」
冬月「なるほど。この後は赤木博士に会う用事はあるかね?」
マヤ「はい。報告したい案件がありますので、もうしばらくすればラボに向かいます」
冬月「君に判断はまかせると伝えてくれ」
マヤ「了解しました」
ミサト「VIPの出迎えはいかがいたしますか?」
冬月「本来であれば碇が行うべきだがな。あいにくと碇は不在で、私も優先したい急用ができた。葛城一尉、代行を頼めるか」
ミサト「はっ! では、大統領との会談には私が出向いたします」ビシッ
冬月「ネルフは国連の管理下にある治外法権だ。誰が相手であろうと毅然とした態度でな」
ミサト「代表を任命いただき恐縮です。善処いたします」
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