シンジ「その日、セカイが変わった」
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139: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/07/05(水) 23:14:32.88 ID:FtkwUp490
【第三新東京市 ビジネスホテル】
加持「ご無沙汰してます」
国防大臣「まずは、政府へおかえりとでも言うべきか。随分とつれなかったな」
加持「突然の連絡になってしまい申し訳ありません。調査部もパニクってましたよ。亡霊が今さら現れるとはね」
国防大臣「碇、ユイか」 パサ
加持「ご存知の通り、戸籍上は司令である碇ゲンドウ氏の妻です」
国防大臣「党の幹事長や総理も極めて驚かれていたよ。司令交代というゼーレからの一方的な通知、いや、脅迫では」
加持「心労がかさんでいるようで」
国防大臣「胃が痛いよ……裏があるのもわかりきっているからな。まったく、碇という一族はなんなのだ。両夫妻、そしてパイロットに至るまで、身内固めではないか」
加持「調べますか?」
国防大臣「答えるまでもなかろう。だが、キミだけでは心許ないと判断した」
加持「組む相棒のデータを貰えますか」 ポリポリ
国防大臣「……」スッ
加持「この子は……中学生、ですか」ペラ
国防大臣「彼女には、パイロットの監視を行ってもらう。戦略自衛隊からの派遣だ」
加持「こりゃあ、まいったな。腕は信用できそうにもありませんね」
国防大臣「ひよっこと聞いているが、なに、相手も素人同然だ。問題はなかろう」
加持「霧島、マナね」
国防大臣「彼女には裏切らないよう保険をかけてある。キミは、断面図を入手しろ」
加持「準備に時間がかかりますよ。本部構造の全体把握をされる理由は、やはり直接掌握を視野にいれているんすか?」
国防大臣「余計な詮索は身を滅ぼしかねないよ」
加持「俺が内偵だとバレていないとも限りません。情報はあっても困らない」
国防大臣「やけに臆病じゃないか。心配事でもあるのか?」
加持「上が助けてくれそうにないのが心配ですよ」
国防大臣「はは、たしかに。違いない。キミが死んでも代わりの人間を送りこむだけだからな。トカゲの尻尾は本体さえ生きていれば再生できる」
加持「哀れと思って教えちゃくれませんか? 政府は、ネルフをどうしたいんです」
国防大臣「布石だよ。今はまだ対使徒という組織だが、いなくなったらどうなる? ん?」コンコン
加持「……」
国防大臣「五分しか動かない決戦兵器でもおおいに脅威だ。では、操縦する人間は? 整備を行なっている連中はどうだ?」
加持「戦闘に関しては、素人同然ですな」
国防大臣「そうだろう」ニッコリ
加持「つまり、武力行使もやむをえないと判断しているわけですか」
国防大臣「もうひとつ、教えておいてやろう。日本政府の間では、工作に疑問符が出ている。もしや……キミがネルフ寄りの人間なんじゃないかと、ね」
加持「おだやかじゃありませんね」
国防大臣「身の潔白を証明し、キミの信頼を確固たるものにする為にもネルフ本部にあるセキュリティホール(欠陥)を探し出せ」
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