シンジ「その日、セカイが変わった」
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14: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/06/24(土) 14:48:32.17 ID:zV+SN6BF0
【男子トイレ】

シンジ「はぁ……パソコンの電源つかなくなっちゃったな。携帯電話は、使えるみたいだ。電磁波はウソだったのかな、しかたない、ミサトさんに報告しておこう」

ピッ プルルルルッ

ミサト「はい?」

シンジ「あ、ミサトさんですか?」

ミサト「あらぁ〜シンちゃんが電話くれるなんて初めてじゃない? 渡した携帯電話、やっと使ってくれたのね」

シンジ「いえ、そんな。持ち歩いてはいたんですけど」

ミサト「あは、そっか。プレゼントした側としては嬉しいわ」

シンジ「それで、新しいパソコンについてなんですけど」

ミサト「あぁ、リツコから? そういえばシンジくん、まだ授業中の時間じゃない?」

シンジ「緊急だと思ったので、電話したんです。実は、また昨日と同じアンケートが」

ミサト「――なんですって?」

シンジ「今度は、質問が終わると爆発じゃなくショートしました」

ミサト「シンジくんに怪我はないのね?」

シンジ「僕は大丈夫でしたけど、質問に答えないとクラスメイトの誰かが狙撃されてたかもしれなくて」

ミサト「脅迫してきたの? なにか、要求されたりした?」

シンジ「いえ、今回も設問があって、回答しただけです。終わると、電磁波か周囲に影響するとシステムメッセージが出たので、先生に嘘をついてトイレにいるんです」

ミサト「そう……よくやったわ、シンジくん。的確な判断よ」

シンジ「この端末、どうしたらいいですか?」

ミサト「ちょっち待ってて。すぐにネルフ関係者を送る。詳しく経緯を聞きたいから、警護がきたら同行して本部まできてもらえる?」

シンジ「わかりました。このままトイレで待ちますか?」

ミサト「そうね……教室にもどるのは、危険かもしれない。五分で到着させるわ」


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