シンジ「その日、セカイが変わった」
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145: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/07/07(金) 22:40:46.10 ID:5LyMqRrY0
【ネルフ本部 発令所】

マコト「まさか、そんな」

シゲル「ひゅ〜」

マヤ「い、生きてたんですね」

冬月「お前達、新司令に対してその態度はなんだ。失礼だろう」

ミサト「二点、質問を許可していただいてもよろしいでしょうか?」

ユイ「どうぞ」

ミサト「まず、今回の異動はあらかじめ決められていたのでょうか?」

冬月「葛城一尉。上層部の決定は作戦司令たる君の与り知るところではない。立場をわきまえたまえ」

ミサト「失礼いたしました。次の質問ですが、資料によると司令は初号機に取り込まれたとあります。実験中に発生した不慮の事故は、末端の職員ですら知っています」

ユイ「……」

ミサト「しかし、記載に反して碇司令はこうしてここにいらっしゃいます。この相違点についてご説明を求めます」

ユイ「今後の円滑な業務工程に関わる?」

ミサト「いえ、個人的な質問です」

ユイ「仕事に関わる話でないのならば、差し控えてもらえると助かる。プライベートを詮索されるのは好きじゃないの」

ミサト「ですが、職員全体が困惑しているのも事実です」

ユイ「そう、全く関係ないとは言えないのね。であるならば、データを開示します。気になる職員は後で見なさい」

ミサト「承知しました」

冬月「全館放送に切り替えろ」

オペレーター「了解」カチ

冬月「これから新司令の就任挨拶を行う、作業中の職員は手を止めて聞くように。では、ユイくん」スッ

ユイ「――この度、本日付けで特務機関ネルフ総司令に就任いたしました、碇ユイです。皆、急な人事異動で戸惑いがあるだろうけど、私達の目的は使徒殲滅。忘れないで。誰であろうと、不変だということを」

マヤ「……」

ユイ「命をかける、その決意と覚悟を持ってここに立っています。あなた達が自分の仕事に誇りを持っているように、この私も人類の為に働く一員なのです」

マコト「……」

冬月「彼女の能力については、私が保証しよう。碇に負けず劣らずのキレものだよ、敬うように……以上で挨拶を終える、放送を切れ」

オペレーター「はっ」

ユイ「では、バタバタして申し訳ないけど、葛城一尉」

ミサト「はっ」 ビシ

ユイ「最初の命令になります。零号機を現時刻をもって凍結」

ミサト「と、凍結っ⁉︎ 待ってください! 零号機はようやく予備のパーツを換装し終えたところで!」

ユイ「あくまで暫定的な処置です。三号機配備を受け入れる体勢は必要ですから」

ミサト「……」

ユイ「アメリカ側がどう主張しようと、こちらに丸投げの状態なのよ。反発を抑える予防策だと考えてくれる?」

ミサト「それは、たしかに。使徒が襲来した有事の際には解除されるのでしょうか?」

ユイ「投入やむなしと判断した場合にはね。その采配は、作戦司令に一任します」

ミサト「なぜ零号機を? レイは安定していますし、三号機でもよろしいのでは」

ユイ「零号機はプロトタイプ。試作品なのよ、弐号機で完成したエヴァシリーズの後継機が三号機。データを集めるのに都合が良い」

ミサト「では、大統領に受け入れ了承の旨、お伝えするということで、よろしいですね」

冬月「問題なかろう。これでキミはエヴァ四体の指揮権を管理する立場になるな」

ミサト「はっ」ビシ

冬月「今後とも精進するように」

ミサト「(その気になれば、世界を滅ぼせるわね)」


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