シンジ「その日、セカイが変わった」
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146: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/07/07(金) 23:24:56.87 ID:5LyMqRrY0
【ネルフ本部 営倉】
冬月「先ほどの放送は聞いたな」
ゲンドウ「冬月、裏切ったのか」
冬月「どう答えたら満足する」
ゲンドウ「ふざけるのはよせ。俺を見限ったな」
冬月「卓上の将棋盤を持ってきた。久しぶりに一局打たんか」
ゲンドウ「……」
冬月「上の連中の愚痴に付き合って疲れていてね、息抜きがしたい。勝手に広げさせてもらうよ」
ゲンドウ「ユイはどういうつもりだ」
冬月「本将棋というのは戦略の駆け引きだ。時には数百手先を読み合い、駒を奪い合い玉を目指す。玉とは王だ」 パチ パチ
ゲンドウ「……」
冬月「気がつかぬままに囲まれている場合もある。このようにな」パチ パチ
ゲンドウ「……」
冬月「そうなると退路はない。逃げ道を塞ぐまでをも計算に入れているからだ。待っているのは詰みという終局」
ゲンドウ「いまだ詰んではいない」
冬月「いや、既に投了しているのだよ。老人たちは我々の企みに気がついてしまった。後は、答え合わせを残すのみ」
ゲンドウ「……」
冬月「内部から伏兵に崩壊させられたのだ。相手が悪かったな。我々の手の内を知り尽くしていた」
ゲンドウ「……」
冬月「改まって言うに及ばないが、責任追及は免れんだろう。もうすぐゼーレから使いの者が来る」
ゲンドウ「これで終わりか」
冬月「呆気ないものだがな。仕事が残っているので失礼させてもらうよ。盤面はそのままにしておいてくれればいい」スッ
ゲンドウ「……」
冬月「付き合いは楽しいものではなかったが、礼を言わせてくれ。これまで、ありがとう」コツコツ
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