シンジ「その日、セカイが変わった」
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16: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/06/24(土) 15:06:33.94 ID:zV+SN6BF0
【ネルフ本部 ラボ】

ミサト「サードチルドレン捜索の進捗状況は?」

保安部「現在、中学校周辺において検問を実地中です。また、上空からヘリ5機にて、怪しい車両がないか監視しています」

ミサト「近隣への聞き込みは?」

保安部「200人体制で行っています」

ミサト「本部の第三会議室に特別捜索チームを結成したわ。人員をあと300人増やして」

保安部「了解」

ミサト「報告があればオペレーターに繋いで。それと、諜報部への連絡も。全ての情報をかき集めるのよ、行って」

保安部「はっ!」タタタッ

リツコ「首の皮一枚で繋がったわね」

ミサト「なんとかね」

リツコ「時間の猶予はあまり残されていないわよ。副司令がカンカンなんだから」

ミサト「わかってる。私の失態だわ」

リツコ「連れ去られた足どりについて目星をつけてるの?」

ミサト「シンジくんが自分で離れたとは考えにくい。だとしたら、拉致されたのよ。運ぶための手段が必要だわ」

リツコ「そうね……」

ミサト「端末を操作できると考えられる可能性は? 赤木博士」

リツコ「工場から出荷されて、ネルフに到着してから再度検査を行っています。すなわち、考えられるのは、私の手にある内にがひとつ。レイに渡してからシンジくんの手に渡るまでがひとつ。渡ってからがひとつ、この三つになる」

ミサト「シンジくんに渡してから仕組む時間ある? やはり、内部の人間に破壊工作員が紛れ込んでいたのかしら。たしか、電磁波がでるってシンジくんが言ってたわよね……」

リツコ「こういう場合、辻褄合わせをしようと思うと闇に片足いれるようなものよ。考えるのはひとつずつでいい」

ミサト「つまり?」

リツコ「端末を操作できる状況下にあったのは、授業をしてた教師じゃないかしら」

ミサト「疑わしくは罰せよと?」

リツコ「チルドレンは人類の希望でもあるのよ。個人と天秤にかけるつもり?」

ミサト「……わかったわ。学校関係者、全員に事情聴取を取り行います」

リツコ「念の為、残りのチルドレンを保護しておきなさい」

ミサト「えぇ」


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