シンジ「その日、セカイが変わった」
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204: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/07/18(火) 23:56:03.72 ID:xqLx9XiS0
【ネルフ本部 エスカレーター】
アスカ「嫌なやつ、嫌なやつ、嫌なやつ、嫌なやつ!」ズンズン
レイ「……」
アスカ「いちいち癪にさわる言い方しちゃってさ! ねぇ、そう思わな――」
レイ「なに?」
アスカ「あんたに言っても無駄よね」
レイ「……」
アスカ「はぁ、司令が変わるのはいいんだけど、なんでこうめんどくさいんだろ。シンジみたいに恵まれた環境だったらなぁ」
レイ「碇くんが?」
アスカ「だってそうでしょ。前の司令は性格に難ありだったけど、父親だし。次の司令も嫌なやつだけど、母親だし」
レイ「家庭事情は、一見だけじゃわからないわ」
アスカ「両親が健在だってだけで贅沢よ。嫌な思いをするとしても、親がいるからできる……私のママは、もういないのに」
レイ「私は、かわいそうだと思う」
アスカ「はっ、人形のあんたがどういう理由があってそう感じんの」
レイ「生き方を強いられているから。私と同じ」
アスカ「シンジが?」
レイ「選択肢をあたえられているようで、実際は誘導され、ひとつしか選ばせてもらえていない」
アスカ「なんの話?」
レイ「流れの話」
アスカ「わっけわかんない。それって神の選択肢みたいね」
レイ「神?」
アスカ「あー、選択肢をあたえられてるようで、ひとつしか選ばせてもらえてないってやつ。神様はね、そうなのよ」
レイ「……?」
アスカ「汝、主を愛せ。これが根底にあるの。だからどの選択肢を選んだとしても、詰まるところ神様は尊いって答えに誘導されてしまうってわけ」
レイ「そう」
アスカ「ま、シンジが迫られてる選択肢なんて夕飯の献立ぐらいの話ね」
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