75: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/06/26(月) 21:33:31.97 ID:+ko4vlT80
【ネルフ本部 執務室】
ミサト「失礼いたします」
冬月「……? サードチルドレンの顔の腫れはどうした。報告を」
ミサト「階段で転んだとの申告を受けております」
冬月「学校のかね?」
シンジ「はい」
冬月「この場では、虚偽申告をするなぞ許されん。パイロットの健康管理は葛城一尉の管理下にあるのだからな。管轄には、安全面も含まれている」
シンジ「……」ギュウ
冬月「まともな証言を得られないのであれば、葛城一尉にけじめをつけさせるだけだぞ」
シンジ「ミサトさんに……?」
ゲンドウ「作戦部長。中学生のお守りひとつできないのか」
ミサト「申し訳ありません」
シンジ「……! 父さんっ!」
ゲンドウ「いつ、どこで、どのように転んだか裏をとったのか」
シンジ「父さん、ミサトさんはなにも悪くないよ!」
ミサト「サードチルドレンの自主性に任せております」
ゲンドウ「嘘の申告を許したのか」
ミサト「問題になるようでしたら、改めて対処すべきかと」
冬月「タイミングが悪かったな。危機管理の問題なのだ、これは。また誘拐されるような事態に陥ったら、弁明の余地なし、すべて迅速かつ適切に処理してもらわんと困るよ。理解した上で発言しているのだろう?」
ミサト「はい」
ゲンドウ「二ヶ月の減給処分だ」
ミサト「はっ!」ビシッ
シンジ「そんな、ミサトさん、違うんだ、この腫れは」
ゲンドウ「次の報告を」
シンジ「僕の話を聞いてよ! ミサトさんが僕のせいで、そんな話……」
ミサト「サードチルドレンの住居についてご報告が」
シンジ「ミサトさんっ⁉︎」
ゲンドウ「聞こう」
ミサト「申告により、住所が決定いたしました。こちらがそのアパートになります」ペラ
冬月「安全とはもちろん言いがたいな」
ミサト「警護はいかがいたしますか?」
ゲンドウ「保安条例第十二項を適用させろ」
ミサト「厳重警護ですか?」
冬月「葛城一尉。復唱はしたまえ 」
ミサト「了解。保安条例第十二項を適用させ、出頭させます」
シンジ「くっ、なんなんだよっ! 僕にまかせるんじゃなかったの⁉︎」ギリッ
ゲンドウ「ご苦労だった。さがっていい」
ミサト「碇司令。ひとつだけ、質問をよろしいでしょうか?」
ゲンドウ「なんだ」
ミサト「シンジくんをどうなさりたいのですか?」
ゲンドウ「どうもしない。こいつの人生だ」
ミサト「エヴァに乗るのもですか⁉︎ 十四歳に背負わせるのは過酷すぎます!」
ゲンドウ「いまさらなにを言う。我々は子供に頼るしかない。パイロットは必要だ」
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